小1国語の読解トレーニング(初級編)後半

Step2
息子がStep1のトレーニングを順調にこなすようになった後、Step2のトレーニングを行いました。
まず、以下のカードを用意しました。

そして、Step1で使用した13枚のプリントのそれぞれについて、ランダムにカードを置いて、以下の手順でトレーニングを行いました。

1.文章を読ませる
2.①の問題文を読ませ、その答えを言わせる
3.②の問題文を読ませ、その答えを言わせる
4.③の問題文を読ませ、その答えを言わせる
5.④の問題文を読ませ、その答えを言わせる

なお、「いつ」の問いについては、Step1のときと同様に私が答えを言ってそれを息子に言わせるというかたちで最初のうちは行っていましたが、Step2のトレーニングを続けていくうちに私が答えを言う前に息子が答えを言うようになりました。
プリントを作るときに、息子が日常でよく聞いている「きょう」を多めに入れて、まずは、”「いつ?」の答えが「きょう」”というくらいの感じで頭に叩き込んで、その後は、問題演習を繰り返しながら時間をかけて「いつ?」の意味を理解させようという思いがありましたが、この作戦がうまくいったのかもしれません。
(「いつ?」の答えがすべての文章について冒頭にあるということも分かりやすかったのかもしれません。)
息子は、Step2のトレーニングの最初のうちは、誤答をすることがよくありましたので、毎日、Step1のトレーニングをプリント1~2枚分行った後にStep2のトレーニングを行うようにしてトレーニングを続けていったところ、2週間ほどですべてのプリントのすべての問いにすらすらと答え、そして、誤答をすることもなくなりました。

Step3
息子がStep2のトレーニングについても順調にこなすようになったので、最後に「ことばのテーブル100枚プリント」(葛西)を購入し演習を行っていきました。
演習を始めて(8月下旬開始)1ヶ月経過した今は、1~30枚目のプリントの演習(1日5枚程度)を繰り返し行っています。
(息子が1~30枚目のプリントを完璧にできるようになったら31枚目以降のプリントに進んでいく予定です。)

 

(参考 1枚目のプリント)

問題演習を進めていくと、息子がStep1~2で身につけたスキルで意外と多くの問題を解けるということが分かりました。
参考までに、1~10枚目については、Step1~Step2で演習をしていた「いつ」「だれが」「どこで」「なにを」の問いがたくさん出てきます。これらの問いの他にも以下の問いが出てきますが、「いつ」「だれが」「どこで」「なにを」の問題を解くときと同様に語尾(朱書部分)を手掛かりにして答えるように教えていきました。
(「いくつ」については、息子は数を答えるということを理解しています。)

「どこ」「だれ」「だれ」「なに」「なに「なんばん「いつから」「いくつ」

プリントの11枚目以降は、Step1~Step2で身につけたスキルでは解けない問題が徐々に増えていきますが、そのような問題については、息子に以下のように前後のことばを手掛かりにして答えを出すように教えながらトレーニングを続けているところです。

例 うさぎはどうした?の問題
→文章から”うさぎ”を探して、その後の「びっくり」を解答。

例 なにがとんできた?の問題
→文章から”とんできた”を探して、その前の「ちょうちょ(も) はち(も)」を解答。

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